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手ぬぐいの歴史と柄がもつ意味


手ぬぐいの歴史と柄がもつ意味

手ぬぐいや風呂敷、着物などでも古くから使われている和柄ですが、それぞれ意味があるのをご存じでしょうか?

今回は、手ぬぐいの歴史や染め方とともに、手ぬぐいにもよく使われる定番の和柄の意味についてご紹介します。

手ぬぐいの歴史とは

手ぬぐいの歴史には諸説ありますが、手ぬぐいの歴史は平安時代から始まり、庶民にも広く普及し始めたのは江戸時代初頭だと言われています。

もともとは神事などで使う装身具や、儀礼や日除けのための簡易的な被り物(防止や頭巾)として使用されていたのですが、時が経つにつれ、庶民にも手拭きとして広まっていきました。

当時の手ぬぐいも現代と同じように吸水性の良さや柔らかい肌触りで使い勝手が良く、屋台の手拭きや看板のようなものとして利用されており、一部では店の暖簾として名入れしたものを活用していました。その流れもあり、店名の入ったタオルや手拭いを粗品として配るという風習ができたようです。

手ぬぐいの柄がもつ意味

手ぬぐいだけでなく、着物や風呂敷などでも日本で古くから使われている伝統的な和柄。
実はその柄にも、それぞれ意味があるのをご存じでしょうか?

ここでは、皆さんも一度は見たことがある和柄について、それぞれ意味を解説していきます。

七宝つなぎ

七宝つなぎ

「七宝つなぎ」は、同じ大きさの丸を四分の一ずつ重ねた柄を、上下左右に連続させた模様です。
この七宝の柄は、円(縁)が連続して繋がっていることから「円満・調和・ご縁」などの願いが込められていて、縁起の良い意味を持つ柄となります。

麻の葉

麻の葉

「麻の葉」は、正六角形を繰り返し配置した幾何学文様です。
麻の葉は成長が早いため、「子どもの健やかな成長」や「魔除け」の意味が込められた模様となっています。

青海波(せいがいは)

青海波

「青海波(せいがいは)」は、青い波がモチーフになった幾何学文様です。
無限に広がる穏やかな波が続く様子から、「永く続く平和な暮らしへの願い」が込められています。

矢絣(やがすり)

矢絣

「矢絣(やがすり)」は、矢の羽根の部分を表した文様です。
一度弓で射た矢はまっすぐ進み戻ってこないことから、「出戻らない」意味を込めて、婚礼の際の縁起物としても使われることも。また、破魔矢と同様に「魔除け」の意味も込められています。

手ぬぐいの染め方

手ぬぐいを制作する際には、注染と捺染の2種類の染色技法が使われることが多く、柄や枚数によって染め方を選びます。

特に注染や捺染は、1~10枚作られることが多い旗や半纏と比べて、100~500枚程度を一度に制作することが多い手ぬぐいに適しており、主に大量生産に向いている染色方法です。

そこで、注染と捺染、さらに水野染工場でも採用しているナッセンジャーを加えて、3種類の染色方法の特徴をまとめます。

注染

注染は、独特な染めムラが特徴的な仕上がりの染色方法です。
デザインの輪郭が滲みやすいため細かい柄や多色には向かず、単色の大柄のデザインを比較的安価で制作したい場合におすすめの染色方法になります。

捺染

注染とは反対に、細かい柄で多色のデザインを得意とするのが捺染です。
デザインの輪郭がはっきりと染まりやすく、細かなデザインや細かな色指定に適した染色方法となるため、デザイン性を求める手ぬぐいを制作する場合におすすめの染色方法になります。

ナッセンジャー

ナッセンジャー(反応染料のインクジェット)は、さまざまなデザインを綿生地に染めるために開発した染色技法で、捺染や注染よりも細かなデザインに適した染色方法です。

デジタルデータでの染色が可能であるため、グラデーションや多重色画像の染色の場合におすすめですが、色の裏通りがほとんどなく、裏面は白っぽくなります。

水野染工場の手ぬぐいの特徴

水野染工場の手ぬぐいは、職人が昔ながらの本染で一枚一枚、丁寧に染め上げています。
お客様のご希望に合わせて柄入れ、名入れなどオリジナルオーダーも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

【水野染工場 手ぬぐいの特徴】

  • 職人が昔ながらの本染め技法(捺染)で染色
  • 両端が切りっぱなしで、乾きやすく衛生的
  • 赤ちゃんの沐浴にも使用できるほど柔らかく安心な高級生地「特岡(綿生地)」を使用
  • お客様のイメージを専門スタッフがデザイン
  • 細密なデザインや写真を入れたい場合、ナッセンジャーで対応可能

水野染工場の手ぬぐいについて、こちらの動画でもご紹介しています。

オリジナル手ぬぐいのオーダーは5枚以上から承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

手ぬぐいのお問い合わせ手順はこちら

伝統的な藍染をもっと近くに

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水野染工場「日比谷オクロジ店」では、手ぬぐい、半纏、旗・・・など、フルオーダー製品のお悩みやご不安な点などを、直接ご相談いただけます。
また、各種藍染製品、染物体験(予約制)などもご用意しておりますので、ぜひ染物をお手に取ってご体感ください。
    水野染工場「日比谷オクロジ店」
  • 〒100-0011 東京都千代田区内幸町一丁目7-1 JR高架下
  • ・JR有楽町駅 日比谷口 徒歩6分
  • ・JR新橋駅 日比谷口 徒歩6分
  • ・東京メトロ銀座駅 徒歩6分
  • ・東京メトロ日比谷駅 徒歩6分
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  • ・旭川空港から車で約30分
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水野染工場では、半纏(法被)、暖簾、大漁旗、幟、社旗、旗(フラッグ)など、各種印染製品のオーダーメイドを承っております。
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