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水野染工場で働くということ

水野染工場の個性的なメンバー4人と社長が座談会! 入社時のエピソードやこれからの未来までざっくばらんに語り合いました!

2018年入社|販売部

小野 ひとみ

二児の子育てをしながら仕事にも情熱を燃やすエネルギッシュな水野染工場の広報担当!

2019年入社|販売部

土屋 知里

入社間もないながら、持ち前の明るいキャラクターであっという間に社内での存在感を放つ。 目指すは、水野染工場のアイドル的存在!?

2003年入社|販売部部長

小林 建之

いつも爽やかな笑顔で販売部メンバーが絶大な信頼を寄せるスーパー部長。

1986年入社|代表取締役

水野 弘敏

新入社員も気軽に話しかけられる親しみやすさと温かさ、そして初対面の人でも全てを見透かしてしまいそうな眼力!挑戦を決してやめない頼もしいトップ。水野染工場4代目。

2014年入社|製造部課長

加藤 泰文

劇団員から染物屋に転職。溢れる情熱で仕事に取り組み、今や染めのスペシャリスト!

2018年入社|販売部

小野 ひとみ

二児の子育てをしながら仕事にも情熱を燃やすエネルギッシュな水野染工場の広報担当!

面接のエピソードは?

土屋

もともと水野染工場の近所に住んでいて、昔からここにあったので、安定している会社なんだろうなと、実はずっと狙っていました(笑)工場の求人は時々見かけていましたが、事務・販売での求人はあまり見たことがなく、やっと見つけた時に「今だ!」と思い、面接前なのにその時勤めていた会社に辞めますと言って、背水の陣で面接を受けました。運よく採用いただけて嬉しかったです。面接は小林さんにしていただきました。

小林

その時から、何かいいキャラクターをしているなという印象はありました(笑)

土屋

入社してみると、安定しているだけではない魅力がたくさんありました。一緒に働く人たちの人柄の良さ、社長との距離感の近さ、工場の方とも毎朝話せるし、何かあれば打ち合わせできるしコミュニケーションもしっかり取れていて。素晴らしい会社だと思いました。

小野

私もずっと前から、国道沿いの会社の前を通っては気になっていました。染物は他の会社では中々経験できない日本の伝統工芸。求人を見た時はどうしても入りたいと思い、今までやってきたHP制作の実績をまとめて社長に面接して頂きました。すごくゴリ押しな感じで(笑)面接の時、社長の印象は、なんとも表現しづらいのですが、普通の人とは違う「何か」を感じました。

小林

私が入った時も社長が面接してくれたのですが、目力が違うなと。目の前に座ると、私の全てを見透かされてしまいそうな、そんな感覚を覚えた記憶があります。

加藤

小林さんがおっしゃられたようなことは私も感じました。面接ってどうしてもいいところを見せようとする。でも、この社長にいい格好をしても絶対にバレるなというのはその瞬間に感じて、正直になんでも話そうと思いました。

社長

そんなに見えてはいないですよ(笑)でも、面接では実は会って3秒で決めている。入社してからはその自分の直感が合っているかどうか検証するのみです。そういう直感を最大限に発揮できるよう、面接する前の日はお酒を飲まない。相手も人生をかけてうちの会社に挑んでくれるわけですから、私もそれに応えなければなりませんからね。

仕事をする上で心がけていることは?

加藤

社長の言葉でもあるのですが「熱」というのが私はとても大事だと思っています。仕事を進める上でも糧になるというか、熱い人は周りを熱くしていけると思うんです。

小野

私は猪突猛進型で周りが見えなくなって突っ走ってしまう。それでも自分に後悔がないように、やり続けることを意識しています。今やっている広報活動ももっと頑張って、最終的には水野のファンが全国・世界いっぱい広がるように私が「応援隊長」になろうと思っています。

小林

実は最近、土屋さんからすごく刺激をもらうんです。だって社内のどこを見渡してもこんなに元気な子っていないじゃないですか。これを目の当たりにすると、どこか自分の老いを感じるんです(笑)元気を保ちながら、周りの人に色々なことを伝授できる人になっていきたいなと。ありがとね。

土屋

いえ、こちらこそ。そう言っていただけてすごく嬉しいです。私は、辛い時でも笑顔でいれば辛くなくなると思っています。今入社3ヶ月なのでできる仕事も限られているし、ビジネス上での正しい日本語ですらも勉強中という段階。せめて社内で一番元気で笑顔が溢れる人になろうって思っていたので、今の言葉は本当に嬉しいです。辛い時でも笑顔でいれば幸せになれる。実はこれは社長の言葉なんですけど(笑)

社長

そうやって受け止めて自分のものにしてもらえるのは嬉しいですね。では、会社の中で土屋さんを除いて元気な人といえば誰だと思う?

加藤

僕は小林さんが元気な人だと思います。小林さんが元気のないところを見たことがない。

小野

そうですね。私も不機嫌なところを見たことがないです。

小林

実は結構影で泣いてるんですよ(笑)

加藤

だとしても見せてないということは素晴らしいですよね。社長がいつも言っていること。

社長・
加藤

「“大変なふり“をするな。」

小林

そんな風に見えているなら嬉しいです!

水野染工場を動物に例えるとどんな会社?

小野

今思い浮かんだのは「象」。器が大きい、何でも受け止めてくれる、どっしりとしたイメージです。でも何でも挑戦するような所は「チーター」のような、むちゃくちゃ早く走る感じ。

小林

会社の雰囲気でいうと「犬」かなって思います。みんな喜んで尻尾を振りながら仕事をしているようなイメージです。

加藤

そうだなぁ…「タヌキ」ですかね。臨機応変に変化していきながら物事に取り組むような。

社長

私が目指しているのは「丹頂鶴」かな。綺麗に大空を羽ばたくようなそんな会社にしたいと思っています。

土屋

私は「ライオン」だと思います。ライオンは百獣の王ではあるのですが、実は狩りは下手くそで。水野も新しいことをやるときにやっぱり失敗はいっぱいあって、生きるために失敗しても狩りをし続けるライオンのように、印染業を引っ張って行く。百獣の王ライオンだと思います。

全員

おぉー!(一同拍手)

この旭川に印染の体験パークを作ろうという「印染の杜構想」。 みんなはどう思ってる?

小林

私たちは北海道に長い間住んでいたり、職場もここで、生活の基盤もここ。みんなが潤うための起爆剤になっていければいいなと思っています。水野染工場が発端となりどんどん北海道に人が来てくれるようなそんな印染の杜にしていけたら。じいちゃんもばあちゃんも子供も男の人も女の人もみんな。そこがデートスポットとかになっちゃったら、すごくいい。

土屋

ペアのものとか作れますもんね。

小林

いいね!ペアの手ぬぐい作って帰りに巻いて帰るとか。

小野

子供も楽しみながら伝統文化に触れ合える所だったらいいなと思います。あと、北海道の草木で、草木染めができるとか。手間がかかってもそこに価値がありそう!

加藤

染物屋というと、京都や浅草が有名で、北海道のイメージが少ない中でどうやって戦っていくかというのは課題だと思っています。印染の杜を作るとなると北海道でやっていることに何だかすごく意味が発生するような気がして。道外の人はとっても北海道が好きで憧れています。だから北海道の大自然に恵まれた染工場がテーマパークを作るというのはストーリーになる。京都ではなく北海道に、みんながこぞって染物を見に来るようになるのではないかと。そこにすごく希望を感じています。

土屋

私はこれからもっと販売部で猛特訓して成長して、あわよくば印染の杜の受付とかになれるように…(一同大笑い)

社長

社長をやればいいんじゃない?

土屋

え?社長?印染の杜のですか?

社長

そこの館長でもいいし。園長でもいいし(笑)

土屋

園長がいいです!密かにその座を狙います!

社長

そのために日々何を努力するかが大切だね。

土屋

まずは、生地の勉強、商品の勉強!小林さんには生地のこと、他の先輩社員にも商品の特徴の勉強会を毎週開いてもらえることになって。先輩方の大事な時間を割いてもらっているので、その時間を無駄にしないように頑張って、ゆくゆくは印染の杜の園長になりたいです!

小野

印染の杜構想が実現するのはもうすぐそこだと思って私は過ごしています。多分みんなそう。これからも熱量を大事に、続けていきたいです。

社長

染めが物語をつくる場所にしたいよね。みんなの笑顔が周りを笑顔にする!みんなの「気」が強ければ、周りにも良い「気」が集まる!上を向いて、熱を持って生きていこう!

全員

オー!