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エピソード

一番の友達に染物を通じて、 気持ちを伝えられた! ~人と人とを繋ぐ大漁旗~

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印染製造部

國松 里志

「命がけの仕事だから、どうしても"安全祈願"の文字を入れたかった」

そう、私に熱く語ってくれたのは入社3 年目の國松さん。子供の頃からの親友が漁師になった一。その事をキッカケに「水野染工場」に入社する事になった、感動のストーリーをご紹介します。

「まず、親友が家の事情で漁師になったんです…」

一当時の國松さんは耳を疑ったそうです。
まったく、早起きのできないヤツだったんですよ。
それが、漁師になるって…、最初は冗談かと思いました!」
「でも、本当に毎日毎日、朝早くに起きて船を出し
必死に働いている姿を見ているうちに…コイツは本気だ、って思いました。」
そこから、彼は一生懸命働いている親友を励ますために自分に何かできないか、そんな事を考えるようになりました。
そして、その親友の結婚。
國松さんは当時学生で、デザインを学んでおり、お祝いをしてあげたいけどお金がなく、お祝いというお祝いがあげられませんでした…。ますます、親友のために何かしてあげたい!という気持ちが強くなったそうです。そんな時に、水野染工場の求人広告が目に飛び込んできました!
「これだ!」
もともと、物づくりが大好きな國松さん。(水野染工場なら自分のやりたい事、作りたい物を作れるかもしれない!)そう思い、すぐさま面接を受ける事に。
そうして水野染工場に無事入社し、大漁旗を作る事になり…。大切な親友のためにデザインを一から作り心を込めて染め上げました。
「漁師って命がけの仕事じゃないですか、どうしても”安全祈願”の文字を入れたくて!」
お話を伺って、國松さんの親友への熱い思いがひしひしと伝わってきました。
そして、ついに2019年3 月に親友にプレゼントしたそうです!! 國松さんがデザインした大漁旗。しっかり「安全祈願」の文字が入っています。

國松さんがデザインした大漁旗。しっかり「安全祈願」の文字が入っています。

「今回は染物を通じて、大事な親友に気持ちを伝える事ができたと思います」

そう語ってくれた國松さんは、満面の笑みを浮かべていました。
ハレの日を彩る大漁旗。今回はその大漁旗が人と人とを繋ぎ想いを伝えてくれたのだと思います。

〈番外編〉  節句旗を甥っ子に!

「光」という名前から、星を入れてデザインしました。
國松さんがデザインした、甥っ子への節句旗。「光」というお名前から、どこかに光る星のイメージを入れたかったそうです!今度は、節旬旗が家族との絆を繋いでくれたんですね。
甥っ子ちゃんと節旬旗。ママ(お姉さん)とハイ、チーズ! 家族で初節旬のお祝いをしました。

甥っ子ちゃんと初節句。

ママ(お姉さん)とハイ、チーズ!

家族で初節句のお祝いをしました。