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水野染工場について

創業明治40年が紡ぐ
「伝統の技」

代々受け継がれてきた伝統の技を通じて、個性豊かな表現や「自分らしさ」を常に追求します。

背景にある想い、願い
「物語をつくる」

その先にある「物語(ストーリー)」を、お客様と共に「想い」を込めて、ひとつひとつ丁寧につくり上げます。

ものづくりは、想うこと
「共に感動」

感動を与える染物をつくり、また自らも感動できる作品をつくるため、情熱をもって伝統文化である「印染」の素晴らしさを伝えます。

Logomark

水野染工場

感動を与える染物をつくり、また自らも感動できる作品をつくるため、情熱をもって伝統文化である「印染」の素晴らしさを伝えます。

Interview

挑戦。その先に、

MIZUNO’s Global Vision

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真心と感謝を染めて
共に感動 そして挑戦!

創業の精神を胸に、100年後の未来を見る

「水野さんは挑戦者だね」とよく言われます。北海道・旭川の染工場が浅草の一等地に手ぬぐい専門店を構え、ニューヨーク、パリ、シンガポールに商品を展開し、様々な企業やアーティストとコラボ商品を作る。そんな姿を評していただく言葉だと思いますが、私としてはそんなに大変なことをしているという感覚はありません。なぜなら、いつも先人たちの苦労を思い起こしてしまうからです。明治40年、初代の水野竹次郎が富山から北海道・旭川の地に入植したとき、この地にはストーブも、食べ物も、着物もろくに無かったことでしょう。その中でゼロから染物屋を始めたのが水野染工場の原点です。この時の苦労と挑戦を思えば何でもできると思うのです。
 今私が描くのは、100年後の未来の姿です。100年後も、安土桃山時代から脈々と受け継がれる日本伝統の染技法を守り続け、多くの方に感動していただけるものづくりをしていくために今何をすべきかを考え続けています。その一つの鍵が「ひとづくり」です。

自分を超える人を育てる

 「青は藍よりいでて藍より青し」という言葉があります。藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな色になることを師匠と弟子の関係にあてはめた言葉で、弟子が師匠の学識や技術を超えていくことを指すことわざですが、私が望むのはまさにこの言葉のとおりです。社員にはいつも、「苦労は先にしなさい」と言っています。人の一生分の苦労の量は決まっている。それであれば、先に苦労をして後から楽をしたほうがいい。だから一歩いつも前に進み続けようと。そんなことをいつも言い続けていたら、気づけば若い世代の職人が増え、若い人たちが見事に大漁旗や手ぬぐいを染め上げる会社になりました。
 社員には「3年以内はいくら失敗してもいい」と伝えています。うちの会社では挑戦しないことこそが罪。打席に立って、打ち続けることが大切です。そうすれば打率は必ず上がっていきます。最近では、若い人たちをどんどん海外にも出しています。ニューヨークやフランス、シンガポールで染のワークショップを開催していますが、若い社員が積極的に企画をし実践してくれています。自分の目の前で海外の方たちが染め物の美しさに触れ感動してくれる姿を見て、彼らの価値観が変わっていきます。2017年には、浅草に染体験ができる工房もオープンし海外の方がたくさん訪れています。若い人たちの力で、染の魅力をどんどん海外に発信してほしいと願っています。

伝統を守るために、繰り返す挑戦

 水野染工場はおかげさまでここ数年、毎年108%の成長を続けています。その源は、挑戦をし続けることにあると考えています。伝統文化発信の本場とも言える浅草に手ぬぐい専門店「染の安坊」を出店したことは、当社にとって社運をかけた大きな挑戦でしたが、この店がアンテナショップとなって、国内外のメディアからもたくさんの取材をいただき日本の染め文化の素晴らしさを発信できています。長年の夢であった法被専門店も浅草に出店し、浅草神社御用達の店となったことは、染の事業に携わる者として社員一同の大きな誇りとなりました。海外での販売やワークショップの展開は、私たち自身が日本の染の素晴らしさを見つめ直すきっかけにもなっています。
 伝統を守るためには、絶えず挑戦を続けていくしかありません。留まっていては伝統は衰退してしまいます。新たな視点で「染」を見つめ直し、その価値を様々な手法で発信していくこと。これが私たちに課せられた使命だと思っています。

北海道の大地に描く「染のテーマパーク構想」

 今、私には大きな夢があります。この北の大地に染のテーマパークをつくるという夢です。社内外に公言してイメージも着々と固めていますので、もう「夢」ではなく「計画」といってもいいかもしれませんね。現在のところ、2023年の完成を目指しています。このテーマパークでは、染の原料である「藍」を育て、誰もが工房で気軽に印染を楽しめます。地産地消の食を楽しんだり、アーティストがつくる作品を眺めたり、ファミリーでゆっくり1日楽しめる染パークにしたいと思っています。社員と一緒に構想を考え、ともに夢を実現できる仲間を増やしていきたいと思っています。
 これからも、視点を変え、手法を変え、挑戦をし続けて日本が誇る染の文化と技術を伝え続けます。

水野染工場が歩んできた挑戦の歴史。すべては、その時代に生きる「伝統」を信じて。

水野染工場が歩んできた挑戦の歴史。
すべては、その時代に生きる「伝統」を信じて。

Transformation

「モノ」から「コト」へ

AIZOME YUInoMORI

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「モノづくり」から「コトづくり」へ
「新しい価値」を共に感動

藍染体験店舗を東京と北海道美瑛町にOPEN

 当社はこれまで培ってきた伝統的な「モノづくり」を礎にしながら、その価値観と発想を転換した「コトづくり」を皆様にご提供したいという思いから、2020年10月に東京日比谷OKUROJI(オクロジ)に藍染体験ができる直営店をオープンし、2022年7月には北海道美瑛町に藍染体験パーク「藍染 結の杜」をオープンしました。

人と人が繋がる感動を

 美瑛町で栽培した藍を染料や食品(藍茶など)として活用し、体験、商品、インターネットを通じて情報を発信し、興味を持った人々が訪れ、更なる人と人を繋げる空間を提供していくことで新しい付加価値を創造し、循環経済の礎となる存在になることを目指しています。
 農業、製造、販売による6次化産業と共に、福祉、教育、芸術などの視点からの価値を生み出す場として、人と人が繋がる場として、多くの感動を創造していきます。
 美瑛町の地域資源をクリエイターらと活用することで地域の魅力を再発見し、地域内外の繋がりを強めていくことで、地域力の向上に取り組むことも計画しています。

伝統文化の伝承と地域貢献

 染体験ができるパーク構想は、当社の「夢」を社内外で公言してイメージを固めながら「計画」になり、美瑛町の方々をはじめ多くの共感とご協力を得て「藍染 結の杜」として実現しました。
 大きなご支援をいただいた美瑛町は『第5次美瑛町まちづくり計画』において、まちの将来像として「豊かな自然と個性あふれる文化が輝く 丘のまちびえい」が提言されています。
 藍染を軸にしながらクリエイターの協働によって、地域の文化資源の積極的な活用を具体化し、地域住民の参加を促すことを目指し、より地域理解を深めたかたちでの観光や地場産業の発展を提案していきます。
 美瑛町の雇用の創造、収益性による関係人口の増加に影響力がある場として成長していきます。
 日比谷オクロジ店を活用し、首都圏内に住む人々に「藍染」と「美瑛町」の魅力を発信します。
 伝統文化の伝承と地域貢献を実現することは、当社の命題であり、企業として不変の価値観です。
 いつの時代も皆様が望む商品・サービスを提供していきたい、その1つのカタチが、日比谷オクロジ店と藍染結の杜です。

共に感動できる場を提供

 当社では伝統文化である印染を通じて、人と人が共に感動できる場を提供することを常に考え、行動しています。
 「世界中を、感動で染める。」「伝統的な本染でハレの日や伝統行事を鮮やかに演出する。」コトを合言葉に、これまでも様々なシーンで皆様の感動共有をお手伝いさせていただき、沢山の笑顔が当社に届きました。
 これからは「藍染体験」を通じて、新たな感動共有の場を提供していきます。
 ワークショップやイベントなど実際に体験できるコト以外にも、自分自身で染めたモノを大切な人に贈るコトで、新たな感動が生まれると思います。
 「藍染 結の杜」の敷地内には、美瑛町の素晴らしい風景を一望できる「青の丘」があり、撮影スポットとしても人気です。丘の上には美瑛町の方々と一緒に染めた木材で製作したベンチ「青の環」がありますので、ゆったりと景色を堪能できます。
 藍染体験や藍染商品で日本の伝統的な青の魅力に触れていただき、青の丘で様々な表情がある美瑛町の空の青を体感することで、癒し、学び、愉しみがあれば幸いです。
 経営理念「真心と感謝を染めて共に感動!そして挑戦!」の元、スタッフと共にお客様の笑顔を誇りに、更なる挑戦を続けていきます。

日本の伝統文化を「コトづくり」という新しい価値で伝承する。

日本の伝統文化を「コトづくり」という
新しい価値で伝承する。



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 東京都千代田区内幸町一丁目7番1号 日比谷OKUROJI店
〒071-0474
 北海道上川郡美瑛町字拓進 藍染 結の杜

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