- 水野染工場「日比谷オクロジ店」
- 〒100-0011 東京都千代田区内幸町一丁目7-1 JR高架下
- ・JR有楽町駅 日比谷口 徒歩6分
- ・JR新橋駅 日比谷口 徒歩6分
- ・東京メトロ銀座駅 徒歩6分
- ・東京メトロ日比谷駅 徒歩6分
- ・都営地下鉄内幸町駅 徒歩5分
Column
ダボシャツの着こなし方とは?知っておきたい祭り衣装の粋な着こなしポイント

祭りの衣装として法被・半纏とあわせて着るダボシャツですが、実際に着用するとなると、どうやって着こなすのが正解か分からないという方も少なくありません。
そこで今回は、よく比較される鯉口シャツとの違いと共に、お祭り気分を高めるダボシャツの粋な着こなし方をご紹介します。
目次
ダボシャツとは?鯉口シャツと着こなし方が違う?
ダボシャツとは、祭りの際などに法被・半纏の下に着用するシャツのことです。
「ダボシャツ」という名前の通り、ダボっとしたシルエットが特徴で、広げてみると袖や胴回りがストレートで直線的なデザインになっています。ゆったりとリラックスして着ることができるため、祭りの行き帰りの着替えとしても利用されています。
そんなダボシャツとよく比較されるのが、鯉口シャツ。
ダボシャツと鯉口シャツは、どちらも薄手の綿生地で七分袖のものが多いため、購入時に間違ってしまったり…ということもあるのですが、実は両者にはシルエットだけでなく、着こなし方にも違いがあります。

ダボシャツと鯉口シャツの違いについてはこちらの「鯉口シャツとダボシャツの違いとは?知っておきたい祭りでの着こなし方」でもご紹介していますが、簡単にまとめると以下のようになります。
ダボシャツ | 鯉口シャツ | |
---|---|---|
シルエット | 全体的にゆったりしている 袖や胴回りが直線的なデザイン |
体に沿ってぴったりしている 袖口が鯉の口のようにすぼまっていて曲線的なデザイン |
柄 | 白や黒などの無地 | 白や黒などの無地 柄物、ロゴや名入りデザインなど |
着こなし方 | ダボシャツの上に法被を羽織り、帯を締める 腹掛はしない 裾は出したままにする |
腹掛・股引を合わせた上から法被を羽織り、帯を締める 裾は股引の中に入れる |
間違えやすいダボシャツと鯉口シャツですが、どちらもシルエットや着こなし方に違いがあるため、用途や目的に合わせて使い分けると良いでしょう。
祭りでのダボシャツの粋な着こなしポイント
祭り衣装として着こなす際、ダボシャツを法被・半纏のインナーとして着ることは知っていても、実際にどうやって着こなすのが良いのか分からないという声を聞くことがあります。
せっかく祭りで法被・半纏と合わせるなら、粋でお洒落な雰囲気に仕上げたいですよね。そこで、水野染工場流のダボシャツを粋に着こなすポイントをご紹介します。
着こなしポイント①:ゆったり着こなす
ダボシャツの名前の由来通り、ピチピチのサイズで着るのではなく、ダボっとゆったり着こなすのがポイントです。
ダボシャツを着用する際は、ボトムにダボ股引やダボゴムズボンを合わせますが、シャツの裾はズボンに入れずに出したまま着用します。
鯉口シャツの場合は、裾を股引にインして着用しますが、ダボシャツの場合は、ゆったりリラックスした着こなしの方が、祭りにぴったりな粋なコーディネートになります。
着こなしポイント②:上下の色を合わせる
白や黒などの無地デザインとなっているダボシャツですが、白のダボシャツには白のダボズボンを履く…などと言ったように、ダボシャツの色と下に履く物の色は合わせるのが一般的です。
また神輿や山車をひく場合には、地下足袋を合わせることが多いのですが、白のダボシャツ・ダボズボンを着用する際には、地下足袋も白色を、黒のダボシャツ・ダボズボンを着用する際には、黒色を選ぶと良いでしょう。
着こなしポイント③:さりげない小物使い
法被・半纏などとあわせてダボシャツを祭り衣装として粋に着こなしたい場合は、さりげない小物使いがポイントになります。
例えば、皆でお揃いの手ぬぐいをハチマキとして巻いたり首にかけたりするだけでなく、さりげなく木札などを首から下げたりするのも祭り衣装のポイントになってお洒落です。
代表的な手ぬぐいの巻き方はこちらの「手ぬぐいの巻き方・かぶり方」でもご紹介しているので、参考にしてみてください。
着こなしポイント④:アイロンでパリッとした状態で着用する
ダボシャツはゆったり感を出すことがポイントですが、洗いざらしのシワが付いている状態だと粋な着こなしとは言えません。
そのため、ダボシャツを粋に着こなすなら、アイロンをかけてパリっとした状態で着用すると良いでしょう。
ダボシャツは下着の上に直接着るものですので、肌に触れる部分がパリッとしていると、気合いも入って祭りの気分も盛り上がります。

ダボシャツ・鯉口シャツそれぞれの着こなしを楽しむ!
それぞれ祭りの法被・半纏デザインに合わせて上下の色を揃えて着たり、祭りの行き帰りの着替えとして利用したりと、使い方も人それぞれのダボシャツ。
今回ご紹介した鯉口シャツとの着こなし方の違いなども参考に、粋なお祭りコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか?
水野染工場なら、日本の伝統的な本染を使った法被・半纏だけでなく、鯉口シャツや股引、帯や手ぬぐいなどの祭り用品も揃っているため、本格的な祭りの衣装を揃えるのにもぴったりです。
もし、祭りの衣装でお悩みの場合は、ぜひ一度水野染工場にご相談ください。
祭りの法被や半纏、小物についての詳細はこちら
鯉口シャツに名入れが可能です。詳細はこちら
フルオーダーも可能です。代表お問合せフォームから「ダボシャツのフルオーダー希望」または「鯉口シャツのフルオーダー希望」とお問合せください。
伝統的な藍染をもっと近くに

水野染工場では印染商品を中心に、図案から染色、縫製までを一貫して制作。様々な伝統技法を用いて、お客様の「想い」に寄り添う商品をひとつひとつ、心を込めて染め上げます。
日比谷オクロジ店
また、各種藍染製品、染物体験(予約制)などもご用意しておりますので、ぜひ染物をお手に取ってご体感ください。
藍で人と自然を結び、藍で人と人が繋がり、藍で楽しむ

自然豊かな美瑛町で、原料となる藍の栽培から藍染を行い、人と自然を藍で結びたい。そして美瑛町の景色にある美瑛ブルーと藍染の色合いが重なり合い、伝統的な美しさを新しいカタチで表現していきます。
藍染結の杜
北海道美瑛町の絶景を一望できる丘が敷地内にあり、写真スポットとしてもお勧めです。
- 藍染結の杜(あいぞめゆいのもり)
- 〒071-0474 北海道上川郡美瑛町字拓進(拓真館前)
- ・JR美瑛駅から車で約15分、レンタサイクルで約40分
- ・旭川空港から車で約30分
- ・JR旭川駅前から車で約45分
各種印染製品のオーダーメイドについて
>>商品一覧を見る